スズキ ベクスター 125 150 用の台湾スズキの純正(OEM?)のセルモーターです。
写真にもあるとおり、GENUINE PARTS と表示があるので純正部品だと思います。
※残念ながら日本のベクスターにはボルトオンでは取り付けられません。 国内の初期型のAN125RとAN150S以外はほぼポンづけできます。
加工はセルの+端子の穴の拡大(あるいはハーネス側のコードの穴の拡大)、
取り付けボルト2本をロングにする必要があります。
セル本体も大きくなるため、国内のセルより
強化型です。(250ccクラスのセルモーターサイズです。)大きくなるためセルモーター本体がノーマルと比べてよりせり出しますが、使用には問題ありません。
(さすが台湾スズキですね。日本のベクのセルはちょっと弱い感じしますからね。)
パッケージが台湾スズキではなくメーカーの”精電”というものです。
おそらく台湾スズキのパーツの提携先(委託生産先)ではないでしょうか。
パッケージの写真にはコードが写っていますが、コードは付属しません。
パッケージの写真によると
日本の技術も入っているらしいです。
ISO9001とISO2000があるのでかなり品質がいいものだと思われます。
バルク品のため、パッケージの変更やなしのときもあります。
ヴェクスターのくたびれたセルモーターに是非どうぞ。
補修・メンテナンスにも最適です。
セルモーターの力が弱くなりましたら、セルリレーもぜひ一緒に交換してあげてください。
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2013.9 追記
当方でもこのセルを取り付けてみました。車両はAN150Sの初期型です。
(この台湾セルの大きさはフュージョンやマジェスティなどの250ccクラスですからね。)
クランクケースではなく、このセルモーター自体をディスクグラインダーで思いっきりけずりました。また、セル自体への接続コードもそのままでは取り付けられなかったので、コードの穴をカナヤスリでけづり拡大して取り付けました。
取り付けてみて、急に音が静かになって驚きました。20年近く使用したもとのセルは回すたびにキュルキュルうるさかったのですが、ウイーンという音に変わりました。これで信号のたびにアイドリングストップしてもセル音で目立たなくなりました。
また、センターがでないで、強引に取り付けるとセルモーターの回転部分によけいな力がかかるようで音がでます。逆にちょっと音がでるようでしたら、センターがでていないのでうまく調整してください。取り付けの調整にはけっこう手間取りました。当方はアバウトなので、さらに固定は1本のボルトだけで済ませました。(六角M6の50mm)2本つけようと思うとさらに削る必要があり、疲れたのでやめました。
また実際に使用してみて、セルモーターの回転自体が速くなるのかと期待していたのですが、特に以前と変わりはないような気がします。(0回転スタートが若干速くなったかも程度)。もともとデコンプつきのカムに交換しているので、クランクを回すのにノーマルセルモーターでも充分回っていましたので、エンジンのかかり具合いなどに変化はありませんでした。(1発でかかります) 実際にシグナスXなどのノーマルセルと強化セルのエンジン始動の違いなどの動画を見ると違いはほんの少しですね。
2週間程度使用してみて、100回ぐらいアイドリングストップをしてセルスタートをして気がついたのですが、やはり、息継ぎしなくなりました。使い古したノーマルのころはクランクの位置によっては、よく息継ぎしながら、苦しそうにスタート回転することがよくあったのですが、この台湾セルの場合はほぼ息継ぎするようなことはありませんでした。古いノーマルセルだと 『う・・・・んしょ きゅるきゅる 』となるのに大して、台湾セルだといきなり『ウイーン』と回ります。力(トルク)が大きいので、0スタート時に差がでることがわかりました。
ヴェクスターでデコンプのないモデル(初期型(AN125RとAN150S)とKシリーズ)やボアアップなどで圧縮をあげたエンジンでは始動時の初期回転に大きく差がでる可能性はあると思います。ぜひ情報がある方はメールください。(info@plecomi.biz まで)
(2016.2.6追記 セルモーター側を思いっきり削るのは、どうやら よくないようです。おそらく セルモーター側にダメージがいき、パワーダウンすると思います。というのは、中国純正の新品セルモーターも取り付けましたが、こっちの方が回転力が強い感じがしました。おそらく、削る振動でダメージがいったのでしょう。
取り付けるにあたり、セルモーター側ではなく、ケース側を削るようにすすめます。ケース側をリューターなどで1-2mm削ってください。また ボルト2本でちゃんと固定してセンターを出すようにしないと力を発揮できないと思います。当方のように1本で固定するのはすすめません。)
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2014.8.28追記
お客さま情報より、最終型K6のヴェクスター150にはほぼ ポンづけできたとのことです。加工はセルの+端子の穴の拡大(あるいはハーネス側のコードの穴の拡大)、取り付けボルトをロングにしただけでOKだったとのことです。
パーツリストにて確認したところ、クランクケースレフトが初期型以降、共通になりますので、初期型以外はほぼポンづけできそうです。つまり AN125R AN150S 以外は ほぼ ポンづけできます。
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2015.4.23追記
別のお客さまからもインプレをいただきました。ボアアップされていますので、非常に参考になります。また比較写真もいただきましたので、下に表示しておきます。
↓↓↓原文↓↓↓
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車両:ヴェクスター150 K1
組み付けは、ほぼポン付けでした。
変更箇所は端子穴を1mm拡大
取り付けボルトを40mmプラスボルトから50mmキャップボル
トへ変更
これだけでした。
プレコミモーターさんの171ccボアアップキットを組んでいま
す
ベースガスケット×2 ヘッドガスケット×2
圧縮圧力13kg/cm2です
ノーマル状態では9.5kg/cm2でしたので、
ノーマルセルモーターで問題なかったのですが、
ボアアップして圧縮圧力が上がったためバッテリーが少しでも弱る
とセルが回りはじめで止まってしまうこともありました。
組み付けるときも、
1週間近くエンジンをかけていなかったヴェク純正セルモーターは
「ウィ・・・・・」と止まりました。しかし、
強化セルモーターを組んでみると弱ったバッテリーでも「
ウィンウィンウィン」と回ってくれて、エンジンも無事に始動。
セルモーターの回転が速くなるというよりもトルクが増したという
感じです。
保険でキックも付けています(
これもプレコミモーターさんで購入^^)が、
トラブらない限り使うこともなくなりそうです。
以上が取り付けてみての感想です。
かゆいところに手が届く・・・そんな感じです^^
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↑↑↑↑原文↑↑↑↑
また、さらにインプレと情報と写真をいただきました。ネジは M6の50mmを2本です。写真は下に表示しておきます。
↓↓↓原文↓↓↓
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CF42に以前から使用していた自作の強化ハーネスとプレコミさ
んに聞いて用意しておいた50mmのM6ボルトのお陰で15分ほ
どで交換できましたo(^o^)o
交換しての感想は
「もっと早い時期に交換しておけばよかった(´д`|||)」
です(笑)
今までの「ウッ………ウィンウィンウィン」と一度、
力を溜めてから動き出すみたいな感じから
「キュンキュンキュン」とプラグ外れてる?
みたいな感じの軽いクランキングで3日放置のエンジンが簡単に始
動しました( ´∀`)
セルが弱いかな?
と感じたら迷わず交換すべきパーツだと思います。
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↑↑↑↑原文↑↑↑↑
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2015.6.5追記
171ccにボアアップされた別のお客さまで 強化セルがよく回らないケースがありました。新品セルリレー・他の強化セルなどを試しましたが、症状がかわらず、どうやら アース不足のようでした。強化セルを使用されてもよく回らないときはハーネスの強化も必要になる場合がありそうです。下の順番にてチェックされるといいでしょう。
1.セルリレーを新品にする。
2.アースを増やす・強化する (セルモーターとバッテリーマイナスをつなぐ配線を増やす(強化)アーシングケーブルなどを利用します。)
この写真の一番左のネジ(六角キャップ)とバッテリーマイナスを直結しているとのことです。(アース強化の例です。)
3.プラス配線の バッテリー 間 リレー 、リレー 間 セルモーター の配線を 強化する(太い線にします。アーシングケーブルを利用します。)
『強化セルモーター 配線 アーシング 』などでWEB検索すると色々情報がでてきます。電気の知識がないとショートしたりして危険ですので、プロや経験者に依頼することもおすすめします。アーシングケーブルなどは ホームセンターや オートバックスなどで簡単に手に入ると思います。
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2023.9.21追記
ネジの候補です。
フランジボルト M6 p1.00 50mm
とりつけ問題なさそうです。
今後はこのネジを2本おまけするようにします。
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