中国 スズキ ベクスター 150用の社外ピストンセット 57.5mm です。
社外品ですが、中国ではとても品質のいいものです。
このキットは純正設計のスタンダード型です。
(個人的には純正よりも品質は上だと思っております。)
リンチ(lingchi)という、中国上海のメーカーのものです。
エンジンを単体で作っているメーカーなので技術力は確かです。
ボア57.5mm用です。AN150T/W用です。
国内のベクスターはほどんど152cc(ボア57.5mm)ですので、
初期型以外対応できるはずです。
発送方法 |
対応状況 |
メール便 A4サイズ 厚さ 1cmまで |
× |
メール便 A4サイズ 厚さ 2cmまで |
× |
レターパック 350 厚さ 3cmまで |
× |
レターパック 500 |
○ |
内容はピストンリング 1st 2nd オイルリング ピストン57.5mm ピストンピン15mm Gクリップ2個です。
リングにはちゃんと刻印もあり組み付けもわかりやすいです。
このピストンキットが純正よりいいと思うのは
ピストンに初期ナジミ用に黒いコートをしてあることと、
ピストンピンへのピストンのオイルホールが4個あることです。
国内純正のピストンにはないと思います。(当方のAN150Sにはありませんでした。)
中国純正ピストンではあるものとないものがありました。
ベクをながくのるとどうしてもカーボンでオイルホールがどんどん詰まっていきますので、
オイルホールがたくさんあるピストンがいいと思います。
当方のベクでは3万キロ程度でオイルホールがつまり気味になり、オーバーヒートしやすくなりました。
とくにピストンピンがコンロッドに焼きついてしまうとクランクごと交換になるので、
ピストンピンへのピストンのオイルホールがあるものが個人的には好きです。
当方もこのピストンキットを利用していますが、
特に問題もなく、とても調子がよくなりました。
ベクスターで オイル消費が多くなってくると、 ピストンリングやシリンダーにダメージが ある可能性が高いそうです。 焼きつくまえにオーバーホールしてあげてください。
以下は当方の腰上OHのおはなしです。参考になれば幸いです。
ベクスターはエンジンを下ろさないで腰上をオーバーホールできるので
かなり楽に交換できます。
慣れるとカブやモンキー並だと思います。
はじめてベクスターエンジンの腰上OHをされる方はサービスマニュアルを用意して、
Cリングやノックピンをカムチェーン室に落とさないように注意するといいでしょう。
(当方ははじめてやったときノックピンをカムチェーン室に落としてしまい、フライホイールをはずすはめになりました。)
シリンダー・ピストンを新品に交換すると
その部分は新車になりますので、慣らしなども行ってください。
本当にエンジンの調子が良くなります。
当方は、150の腰上OHをやったことがあります。
まず、エンジンのかかりがとてもよくなりました。また高速でよくオーバーヒートしていたのですが、
それもなくなりました。さらに振動もかなり減り、スムーズにエンジンがまわるようになりました。
3万キロ走ったエンジンでバルブのすり合わせどころかシリンダーヘッドの分解もなどやらずに、
ここまでエンジンの調子がよくなって驚いたものです。(シリンダーヘッドは軽くカーボンをおとしただけです。)
ネット上にはボアアップなどをしている人やブログがありますので
参考になると思います。
グーグルでの検索結果↓
http://tinyurl.com/3wp8udz
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2015.1.13追記
パッケージが リンチのものでないときがありますが、生産はリンチがしたものです。リンチは下請けですので、さまざまなパッケージで生産しているようです。
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