ボルティ 後期 TU250XT-Y マローダー250 GZ250 強化 レーシング イグナイター 高機能次世代仕様 32900-13F00 対応
おまたせしました。ボルティ後期とマローダー250用の強化イグナイターです。(実はボルティ後期とマローダー250のイグナイターは共通なのです。)これでまだまだずっとボルティ後期とマローダー250に乗っていけます!
ボルティ後期とマローダー250用はボルティ前期やグラストラッカーと比べると生産台数が少ないようで、専用パーツがなく苦労しているかもしれません。しかしエンジンはGN250とほぼ同じなのでとても頑丈です。実際にボルティ前期のお客様で30万キロ(3万キロではありません)近く乗られている方がいます。(2025.9時点)人によっては一生使えてしまうエンジンなのです。詳しくは こちら(2025.9)
ボルティ後期の生産時期は2000年~、マローダー250は1998年~ですので、そろそろイグナイターが壊れる可能性があると思っておいてください。CDI式と比較するとT.C.I式のイグナイターは壊れにくいようなのですが、生産後30年近くなってくるとポツポツと壊れているようです。実際にボルティ前期ではどんどん壊れているようですので、次は後期型とGZの番になるかと思います。特に遠出やツーリング先でのレッカーだとJAFFや保険などがあっても高額の支払いになります。(例えばJAFF会員でも120キロレッカーしたら83000円です。261キロから20万円超えます。詳しくは こちら)
強化されたレーシングイグナイターです。ボルティ前期にてかなりテストを行いましたが、イグナイターを入れ替えるだけで、約10%全域でパワーアップしています。プラグギャップを拡大するとさらにパワーがでます。詳しい情報は こちら や 開発記事は こちら です。
さらにグラトラ後期型での開発では体感で20%ぐらいアップしたとの情報もいただいています。 こちらの2024.1.10あたりです。
この一体型イグナイターは高機能次世代のイグナイターです。最近のECUの技術が入っており、内部コンピューターのチップが高性能になり旧車とはできることが違うとのことです。携帯電話に例えると 以前のイグナイターがガラケーだとするとこのイグナイターはスマートフォンみたいなものです。
具体的にはエンジン負荷時に点火角度を遅角できます。(さらにトータルパワーがでます)つまり点火マップが可変なのです。最適点火時期をエンジン状態に合わせているとのことです。またマグネットローターのパルス部分の形状が変化しても自動で補正できます。ボルティ後期とGZ250であれば、ボルティ前期のローターも利用可能になります。長距離走行するとカムチェーンが伸びで点火タイミングがずれることも多いのですが、これにも対応できると思います。他にもセルケッチン防止機能もあるとのことです。(GN250系はセルケッチンが多発するとワンウェイクラッチが破損ししやすいので とてもありがたい機能です。)さらに特筆すべきは 飛び火性能が30mmを超えるとのことです。マニュアルによるとノーマルの飛び火性能は10mm程度ですので、おそらく3倍ほど高圧なのだと思われます。おそらく5万ボルト超えています。そして理論上はノーマル比で全域で10-20%パワーアップするとのことです。つまり燃費も10-20%アップ可能です。尚、採用点火方式はCDI式でT.C.Iではありません。
セット内容は上の写真で、さらにおまけで結束バンドなどもさしあげます。メインハーネスとイグナイターの接続ハーネス自体は1.3mほどです。イグナイターの設置場所に自由度を持たせるために長くしています。短くしたいときは対応できるときがありますので、メモ・メールなどください。
またイグナイター本体に簡易診断インジケーターランプが付属しています。ペン先の部分です。
キーonした時(電源投入時)に点灯し、3秒で消灯します。この点灯動作はイグナイター本体が動作正常で入力電力に問題がないことを表示します。
2回連続で点滅し、1秒間消灯 この表示は 入力電力異常で、16V以上あります。バッテリーやレギュレーターの異常表示になります。
3回連続で点滅し、1秒間消灯 この表示は 入力電力不足です。バッテリーが低電圧のときや電力不足の表示になります。ほとんどがバッテリー異常になると思います。
エンジンを始動すると、2500回転以下では点火するごとに点灯します。
2500rpm以上になると点灯しなくなります。つまりアイドリング付近のみでしか点灯しません。(以前に開発者に聞いた話では高回転域で点火エネルギーの効率をあげるためとのことでした。)
最近の自動車の簡易診断モードととても似ていますね。ぜひご活用ください。
正常状態での点灯です。キーonにしてすぐに消えます。これが正常です。参考にしてください。
取り付け方法について
まずはこの写真のようにキットを接続してください。(希望でしたら、そのまま全部接続して送れます。その際はメモ・メールなどください)イグニッションコイル一体型のイグナイターのため、もとのノーマルイグニッションコイルは利用しません。(そのままにしておくか、取り外してください。)赤いハイテンションコードはシリコン製で超高圧対応の専用品になりますので、ノーマルのハイテンションコードは利用しないでください。本体とプラグキャップに接続にはねじこんで根本まで取り付けて、最後に保護キャップをしてください。通常のプラグキャップの取り付けと同じです。ちなみに赤いコードを短くカットしたほうが効率は上がるようです。
この写真の8ピンオスカプラをメインハーネスと接続してください。ノーマルイグナイターをはずしてこの8Pオスカプラに入れ替えます。イグナイターを入れ替えると言ったほうがわかりやすいかもしれません。あとは線などが邪魔にならないように結束バンドなどでうまく固定してください。走行の邪魔にならないように また雨がかからないようにもしてください。延長線が長すぎるときは、ヒモなどでまとめてください。約1.3mです。また3Pカプラ部分ですぐに切り離しができますので、取り付けしにくときは一旦外してからまた取り付けてください。
もし、ノーマルイグニッションコイルと入れ替えるときは 取り付けボルト穴が1つしかありませんので、結束バンド リピートタイラップなどで うまく取り付けてください。バイクの簡単な整備をやったことがあれば簡単にできると思います。
また黄/赤線は RPM出力です。電気式タコメーターをお持ちでしたら、利用可能です。
指でつまんでいる部分がrpm出力線です。黄/赤線は電気式エンジン回転数出力線です。電気式タコメーターをお持ちでしたら、利用可能です。エンジン回転数の出力線です。タコメーターのrpm入力線に接続してください。おまけで、接続用のギボシを数個差し上げます。タコメーターによっては対応できませんので、ご自分にて判断してください。こちらでは判別できないです。電子式・電気式のエンジン回転数計タコメーターの入力に対応します。
イグナイター本体の取り付けに関してはもとのノーマルイグナイター(壊れていなければ)やイグニッションコイルをほぼそのままにすることをおすすめします。こうすることで、何か不具合があったら外出先でも すぐにノーマルに戻せます。
ボルティ前期ですが、レーシングイグナイター自体はツールボックス内において利用されるといいとのことです。いただいた写真がわかりやすいので例として参考にしてください。
写真の上が進行方向です。ボルティーのフロントシートを外すとツールボックスがありますので、その中の様子です。ETCも装備されていますね。もともとついているトレイ(トレイラーラゲッジ)は外したとのことです。また 部品が動かないようにスポンジなどもいれて動ないようにしているとのことです。一体型イグナイターは熱に弱い可能性があるので、もし発熱がはげしいときはスペースに余裕もたせてください。緩衝材をいれすぎに注意してください。あるいはスペーサーのスポンジをアルミスポンジ(放熱性が高い)などにするといいです。ノーマルイグニッションコイルは車体についたままになりますが、コードやキャップなどはブラブラして、エンジンに接触するので、ヒモなどでうまく車体に固定するといいです。
ボルティ後期だとノーマルイグナイターはリアフェンダーの上あたりにあるようです。
マローダー250だとノーマルイグナイターはシート下でヒューズボックスの下あたりにあります。
プラグギャップについて
プラグギャップを広げるとさらにパワーがでます。 が、
最初はプラグギャップを広げないで走行することをおすすめします。十分パワーでるはずです。
このメーカーの推奨ギャップは0.9mmですが、1.5mm程度が日常使用しやすいです。広げすぎは ターミナル位置で点火できなくなったり、失火率もあがりますので、注意してください。点火プラグの寿命が極端に短くなったり、エンジンが不安定になることもあります。また プラグギャップを広げると ノーマルイグナイターでは点火できなくなることが多いので、ノーマルイグナイターに戻すときは注意してください。プラグギャップ広げるときは必ず予備のプラグを車載することをおすすめします。
プラグギャップを拡大するには高電圧化も必要になります。
プラグギャップの研究に興味がありましたら、 こちらもぜひ参考にどうぞ。(2021.8.7あたりの内容です)
イグニッションコイルも内蔵している一体型でお得ですが、イグニッションコイルが切れただけで使用不能になります。内部のイグニッションコイルのみを交換はできません。
取り付けを ご自分で できそうもない・やらない・他人(バイク屋など)にやってもらう このような方は購入をご遠慮ください。リスクのあるレーシング部品で、初心者向きではありません。
注意事項
サイドスタンドスイッチ ニュートラルスイッチ クラッチスイッチなどはほぼそのまま利用できると思いますが、念のため最初は動作に問題がないかよくご確認ください。安全には注意してください。インタロック機構はそのまま利用できると思いますが、スイッチ類に関係なく、エンジン始動可能になるかもしれません。キルスイッチは有効のままです。OFFだと点火も停止しますし、セルモーターも回りません。
レーシングパーツ 高圧部品のため、耐久性があまりない可能性があります。突然死することも十分ありえますので、予備のイグナイター・イグニッションコイル・プラグを車載することをおすすめします。他のレーシングパーツと同じです。ノーマルパーツのように耐久性ないかもしれません。3年か3万キロもてばいい方だと思います。(このRCイグナイターを販売して3年ぐらいたちますが、2025.9時点では今のところ ほぼ不具合の報告はありません。ボルティのテストライダー情報では3年・7万キロもっていますが、参考程度にしてください。)
保証に関して
1年以内 または 走行1万キロ以内で 利用できなくなったときは無償にて交換いたします。その際は目視にてプラグに火花が飛ばないかチェックしてください。内部のイグニッションコイルが切れかかった時点でも交換いたします。(あたたまるとエンジンが停止し、冷えるとまたエンジンかかるようなケースです)また、本体のインジケーターランプの診断も確認してください。この診断が問題ないのに点火しないときは パルスコイルが切れていないかご確認ください。
改造や取り付けは自己責任にて行ってください。この商品や情報をもとに生じた損害などを当店は責任を負えません。
適合車種に関して
ボルティ後期(TU250XT-Y NJ47A-117005以降)とGZ250(フレーム番号)のみに利用できます。マローダー125・150(GZ125・GZ150)には利用できないので注意してください。
ご協力お願い
このキットをボルティ後期かGZ250にて取り付けたことがわかり、エンジンが始動できていることがわかる動画をぜひ送ってください。このページにて公開したいです。またどの程度パワーがあがったかの感想・レビューもいただけると大変うれしいです。(動画がメールで送れないときはこちらのサーバーを用意しておきます。)
情報をいただけた方には1000-3000円の現金か2倍のクーポンを差し上げます。(先着1-2名)
ぜひ パーツ開発にご協力ください。
発送方法 |
対応状況 |
メール便 A4サイズ 厚さ 1cmまで |
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メール便 A4サイズ 厚さ 2cmまで |
× |
レターパック 350 厚さ 3cmまで |
× |
レターパック 500 |
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