ご閲覧ありがとうございます。
台湾スズキ ベクスター 125/150 共用の新品キャブレターアッシです。
社外品ですが、設計がほぼ純正と同じようで、(スタンダード標準型))
消耗品・ジェット類などを純正共用できると思います。(ミクニ製ですが)
ベクスターのキャブレターはVM式 ダイヤフラム式ですので、
どうしても時間と走行距離でダイヤフラムを交換することが必要になります。
ダイヤフラムは薄いゴムの膜ですので、いずれ穴が開いてしまいます。
当方の場合は6万キロ、10年ぐらいで
1mmほどの穴が2-3箇所できました。
ゴムなので、全く走行していなくて劣化するので、
走行が少なくても古いベクスターは注意が必要です。
まめに走っていれば、ゴムの劣化も抑えられるのですが、
放置されるとゴムの硬化がはやまり、穴が空きやすくなるようです。
ダイヤフラムに穴があくとアクセルのレスポンスがどんどん悪くなり、
高回転が回りにくくなります。
また、負圧セッティングが狂うためか、エンジンの始動性も悪くなると思います。
特にたくさん穴があいたりすると、
スロットルをあげても、負圧が足りなくニードルがあがらなくなるため
まったく高回転が回らなくなるようです。
一度あながあくとどんどん増えていくので、
高回転が回らくなりましたら、ぜひダイヤフラムもチェックしてみてください。
また、ダイヤフラムのピストン部分のすべりも悪くなるとアクセルレスポンスが悪くなります。
すべりが悪くなるともう交換したほうがいいと思います。
下の画像の6枚目の左がこのキャブのダイヤフラムでして、
右側が硬化した10年もののダイヤフラムです。カチカチで縮んでいます。
以上のはなしからすると
古いベクスターのキャブは全体をそうじオーバーホールをして
ダイヤフラムのみを交換すればいいのではないかと
思いますが、実はこのダイヤフラムが高いのです。
ゴムなので安いと思って昔、バイク屋で頼みましたら、1万円以上しました。
(沖縄なので高いのです。東京なら8557円 )
ベクスターは生産が終わりましたので、この部品は今後、時間とともに高くなるでしょう。
台湾でも同じようで、この純正ダイヤフラムが異様に高く
純正ダイヤフラム+ちょっと でこの社外新品スタンダードキャブが買えてします。
それなら、こっち(社外新品スタンダードキャブ)を買うよね っと当方 結論づけました。
パーツ取りにしてもいいぐらいですしね。
唯一の弱点はキャブレターヒーターがないことでしょうか。
もともと日本の初期型ベクスターにもキャブレターヒーターがないので
当方は気になりませんが、気になるかたは、このキャブからパーツを移植されればいいのでは
ないでしょうか。このキャブにはキャブレターヒーターを無加工でとりつけられないと思います。
参考までに、純正キャブレターは新品で
3万円以上します。
安い中古のキャブを手にいれても、
ダイヤフラムの状態がわるいと結局、ダイヤフラムを買うことになるので、
ある意味カケになってしまうので注意してください。
この社外キャブは125/150共通なので、
メインジェットは97.5だと思われます。
ながながとおつきあい、どうもありがとうございました。
質問がありましたら、 遠慮なくどうぞ。当方のわかる範囲でお答えします。
発送方法 |
対応状況 |
メール便 A4サイズ 厚さ 1cmまで |
× |
メール便 A4サイズ 厚さ 2cmまで |
× |
レターパック 350 厚さ 3cmまで |
× |
レターパック 500 |
○ 簡易包装になります。 |
左がこのキャブのダイヤフラムでして、
右側が硬化した10年もののダイヤフラムです。カチカチで縮んでいます。
|