中国スズキ 純正の ベクスター 125 用の新品キャブレターアッシです。
国内とおなじミクニ製でして、
中国ベクスターの走り版(レーサータイプ?)のキャブです。写真を参考にしてください。
ミクニ製なので、消耗品・ジェット類などを国内純正と共用できます。
設計はエンリッチシステムのない、国内の新型キャブとほぼ同じだと思うのですが、キャブヒーター用のねじ穴がありません。(国内初期型もありません。)
キャブヒーターを強引につけたいときはドリルで穴をあけタップを切る必要があります。
メインジェットには95番と刻印がありました。
PTCヒーター(オートチョーク)はあります。
スロットル部のプラスチックカバーもないのです。
取り付けようの穴はありますので、国内のものをそのまま使用できます。
また、マニュアルによると、
エアスクリューの戻しの標準回転数は1と8分の7とありましたが、
カムなどが国内と違うため、ご自分で調整できる方に向いています。
当方は初期型ベクスターAN150Sにて、このキャブにちかい、
↓ものを利用していますが、すこぶる調子がいいです。カムはリンチ純正型のものです。
http://plecomi.biz/shop/product.php?productid=16142
参考までに、国内純正キャブレターは新品で
3万円以上します。(33495円2011.9時点)
安い中古のキャブを手にいれても、
ダイヤフラムの状態がわるいと結局、ダイヤフラムを買うことになるので、
ある意味カケになってしまうので注意してください。
ダイヤフラムだけで1万円近くします。
ダイヤフラムだけ直ればいいですが、PTCヒーターなどのセンサーが壊れていたらいくらかかるのやら・・・。
ベクスターのキャブレターはVM式 ダイヤフラム式ですので、
どうしても時間と走行距離でダイヤフラムを交換することが必要になります。
ダイヤフラムは薄いゴムの膜ですので、いずれ穴が開いてしまいます。
当方の場合は6万キロ、10年ぐらいで
1mmほどの穴が2-3箇所できました。
ゴムなので、全く走行していなくて劣化するので、
走行が少なくても古いベクスターは注意が必要です。
まめに走っていれば、ゴムの劣化も抑えられるのですが、
放置されるとゴムの硬化がはやまり、穴が空きやすくなるようです。
ダイヤフラムに穴があくとアクセルのレスポンスがどんどん悪くなり、
高回転が回りにくくなります。
また、負圧セッティングが狂うためか、エンジンの始動性も悪くなると思います。
特にたくさん穴があいたりすると、
スロットルをあげても、負圧が足りなくニードルがあがらなくなるため
まったく高回転が回らなくなるようです。
一度あながあくとどんどん増えていくので、
高回転が回らくなりましたら、ぜひダイヤフラムもチェックしてみてください。
また、ダイヤフラムのピストン部分のすべりも悪くなるとアクセルレスポンスが悪くなります。
すべりが悪くなるともう交換したほうがいいと思います。
ながながとおつきあい、どうもありがとうございました。
質問がありましたら、 遠慮なくどうぞ。当方のわかる範囲でお答えします。
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