ヴェクスター 125 用 ボアアップ キット 160cc 59.0mm 凸型ピストン ハイコンプ
中国でヴェクスター 用にさまざまな ボアアップ キットを製作しているものの ひとつのタイプです。
珍しい59mmです。59mmなので160ccになります。 (正確には160.13cc)ヴェクスター 125専用です。(ヴェクスター150にはピストンピンサイズが違うため合いません。)さらにピストンピン上もノーマルより低くなりますので、ピストン加工もいらずにつくと思います。
59.0mm 凸型ピストンでハイコンプになりますので、よりパワー重視のタイプになります。また、シリンダーヘッドガスケットをボアに合わせて切り抜けとのことですので、金切りバサミやカッターなどでうまく切断してください。
このキットはひとつ、ひとつ、
工作機械でボーリングして、製作しています。ベースは中国純正の新品シリンダーを利用しています。クロスハッチ処理もちゃんとしております。
内容は写真にあるもので、
59mmシリンダー 59mmピストン 59mmピストンリングセット 14mmピストンピン C(またはG型)クリップ2個 ヘッドガスケット1枚 ベースガスケット1枚
一点一点、手作りのようなものなので、小傷が多少ありますが、
十分使用に耐えられる範囲です。(シリンダー内にも多少ある場合があります。)
万全を期すためにも、組む前に小傷にペーパーガケをするといいと思います。
また、チューナーによると、取り付けてから
走行200kmと600kmと1500kmでオイルフィルターを交換しろとのことです。
(もちろんオイルもです。オイルはスズキの純正ものを利用しろとのことです。)
走行200km以内は50キロまで、
走行200-600kmは60キロまで、
走行600-1500kmは70キロまで
にスピードを落とせとのことです。走行2000kmまで慣らしをしろとのことです。
ですので、慣らしには忍耐は必要になるかと思います。
シリンダーには2次エア取り付け用ネジ穴もありますので、2次エアバルブを利用できるとは思いますが、セッティングによってはキャンセルが必要になる可能性があります。
また、チューナーさんによると他のボアアップキットよりは高耐久で実用性高いとのことです。
ガスケットが少なめですので、圧縮がかなり高くなりますので、
状態にあわせてガスケットを追加することも検討してください。
ボアアップは個体差がありますので、お好み・車体エンジン状態にあわせて、セッティングする必要があります。
参考までに 171ccでは MJ#108 SJ#38 あたりが合うようですので、このキットは160ccですのでMJ#105-102 SJ#38あたりだと思います。(エンジン状態に合わせてください。) 在庫があるときはぜひ、一緒に購入ください。
おそらく大丈夫だと思いますが、59mmピストンがヘッドやバルブに干渉していないかエンジンをかける前に確認してください。(52.5mmピストンより0.5mmほどピン上は低いです)
またピストンの形状が若干変更になる場合もございます。気になる方はお問い合わせください。
以上より、このキットはボアアップをしたことがある中~上級者向けになると思います。
セッティングに関してはすいませんが、サポートしません。
4ストエンジンをオーバーホールできる方に
どうぞ。
発送方法 |
対応状況 |
メール便 A4サイズ 厚さ 1cmまで |
× |
メール便 A4サイズ 厚さ 2cmまで |
× |
レターパック 350 厚さ 3cmまで |
× |
レターパック 500 |
○
|
※ 下の最後の2枚の写真は52.5mmピストンとの比較です。52.5mmピストンはつきません。
参考までにキャブ情報です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
国内ヴェクスターのキャブセッティング情報です。
AN150S(キャブヒーターなし)
MJ 95 PJ42.5 エアスクリュー1回転と3/8戻し
AN150T/W
MJ 97.5 PJ37.5 エアスクリュー1回転と1/2戻し
AN150Y/K1/K6(2次エア対応版 スロットルセンサつき)
MJ 97.5 PJ37.5 エアスクリュー2回転戻し
AN125R(キャブヒーターなし)
MJ 97.5 PJ40 エアスクリュー2回転と1/8戻し
AN125T/W
MJ 97.5 PJ35 エアスクリュー1回転と3/4戻し
AN125K1/K3(2次エア対応版 スロットルセンサつき)
MJ 105 PJ37.5 エアスクリュー1回転と3/4戻し
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2stの腰上OHがやったことがって、はじめての4STのボアアップでしたら、サービスマニュアルを用意すると失敗が少ないと思います。2stと4STの違いはカムシャフトのタイミングを合わせるぐらいですから、思っているより簡単だと思います。
ただ、はじめて4STの腰上を空けるのはサービスマニュアルなしはおすすめしません。
また、ジェット類のセッティングもそれほど厳しくなく、思っているより簡単だと思います。
(私の別車種(DIO)のボアアップのケースですが、アバウトなので MJを変更のみで乗っています。アイドリングが弱いのでスローもあげた方がいいのはわかって
いるのですが、いつか変えようと思っていましたが、ずっとそのまま乗っています。天候によってはアドリングが弱すぎるときもありますが、そのときはアクセ
ルを少し上げて対処しています。2年以上たってしまいましたが、ずっと普通に乗っています。ボアアップのセッティングは難しそうなイメージがありましたが、意外に簡単でした。想像より楽でした。ネットの情報はこだ
わる人のものがおおいのかなあと思いました。)
|