グラストラッカー250 後期用 強化 レーシング CDI イグナイター 一体型 高機能次世代仕様
おまたせしました。 後期グラトラ用のCDIです。しかもレーシングCDIです。これでまだまだずっとグラストラッカーに乗っていけます!
最近(2025.7月ぐらい)、前期のグラストラッカー(キャブ車)のCDIがどんどん壊れているようです。次は後期型も寿命を迎えますので、その前に交換できるといいですね。レッカーすると本当に最悪です。特にツーリング先でのレッカーだとJAFFや保険などがあっても高額の支払いになります。(例えばJAFF会員でも120キロレッカーしたら83000円です。261キロから20万円超えます。詳しくは こちら)
後期型は2004年からですので、もう生産から20年超えだしてきています。走行距離が短くてもCDIは20年超えてくると突然死することがありますので、注意してください。CDIの内部にはコンデンサーなどの高圧に耐える電子部品が入っているため、どうしも時間とともに壊れてしまいます。国産でも快適に使えるのは20年が限度だと思います。未使用でも同じです。(実際にスズキのヴェクスターですが、国産CDIは20年・10万キロでミスファイヤーが増え、点火力も弱くなり、燃費が悪化しました。)
後期型用のCDIはおそらくスズキでも絶版か、あっても3万円超えていると思います。中古CDI自体が2万円ぐらいするようになっています。そして注意してほしいことは、走行距離が短くても中古のCDIもあまりよくないのです。生産時期がほぼ同じなのでまたすぐに壊れてしまうかもしれないです。2万円で中古CDIを買って1っか月で壊れたら泣きますね。CDIは内部にコンデンサーなどの高圧に耐える電子部品が入っているため、経年劣化します。国産でも快適に使えるのは20年だと思います。未使用でも同じです。(実際にスズキのヴェクスターですが、国産CDIは20年・10万キロでミスファイヤーが増え、点火力も弱くなり、燃費が悪化しました。)
強化されたレーシングCDIです。同じエンジンのボルティにてかなりテストを行いましたが、イグナイターを入れ替えるだけで、約10%全域でパワーアップしています。プラグギャップを拡大するとさらにパワーがでます。詳しい情報は こちら や 開発記事は こちら です。
さらに後期型での開発では体感で20%ぐらいアップしたとの情報もいただいています。 こちらの2024.1.10あたりです。
この一体型イグナイターは高機能次世代のイグナイターです。最近のECUの技術が入っており、内部コンピューターのチップが高性能になり旧車とはできることが違うとのことです。携帯電話に例えると 以前のイグナイターがガラケーだとするとこのイグナイターはスマートフォンみたいなものです。
具体的にはエンジン負荷時に点火角度を遅角できます。(さらにトータルパワーがでます)つまり点火マップが可変なのです。最適点火時期をエンジン状態に合わせているとのことです。またマグネットローターのパルス部分の形状が変化しても自動で補正できます。グラストラッカーであれば、ボルティ前期のローターも利用可能になります。長距離走行するとカムチェーンが伸びで点火タイミングがずれることも多いのですが、これにも対応できると思います。他にもセルケッチン防止機能もあるとのことです。(グラストラッカーなどのGN250系はセルケッチンが多発するとワンウェイクラッチが破損ししやすいので とてもありがたい機能です。)さらに特筆すべきは 飛び火性能が30mmを超えるとのことです。マニュアルによるとノーマルの飛び火性能は10mm程度ですので、おそらく3倍ほど高圧なのだと思われます。おそらく5万ボルト超えています。そして理論上はノーマル比で全域で10-20%パワーアップするとのことです。つまり燃費も10-20%アップ可能です。
セット内容は上の写真で、さらにおまけで結束バンドなどもさしあげます。メインハーネスとイグナイターの接続ハーネス自体は1.3mほどです。イグナイターの設置場所に自由度を持たせるために長くしています。短くしたいときは対応できるときがありますので、メモ・メールなどください。
またイグナイター本体に簡易診断インジケーターランプが付属しています。ペン先の部分です。
キーonした時(電源投入時)に点灯し、3秒で消灯します。この点灯動作はイグナイター本体が動作正常で入力電力に問題がないことを表示します。
2回連続で点滅し、1秒間消灯 この表示は 入力電力異常で、16V以上あります。バッテリーやレギュレーターの異常表示になります。
3回連続で点滅し、1秒間消灯 この表示は 入力電力不足です。バッテリーが低電圧のときや電力不足の表示になります。ほとんどがバッテリー異常になると思います。
エンジンを始動すると、2500回転以下では点火するごとに点灯します。
2500rpm以上になると点灯しなくなります。つまりアイドリング付近のみでしか点灯しません。(以前に開発者に聞いた話では高回転域で点火エネルギーの効率をあげるためとのことでした。)
最近の自動車の簡易診断モードととても似ていますね。ぜひご活用ください。
正常状態での点灯です。キーonにしてすぐに消えます。これが正常です。参考にしてください。
取り付け方法について
まずはこの写真のようにキットを接続してください。(希望でしたら、そのまま全部接続して送れます。その際はメモ・メールなどください)イグニッションコイル一体型のイグナイターのため、もとのノーマルイグニッションコイルは利用しません。(そのままにしておくか、取り外してください。)赤いハイテンションコードはシリコン製で超高圧対応の専用品になりますので、ノーマルのハイテンションコードは利用しないでください。本体とプラグキャップに接続にはねじこんで根本まで取り付けて、最後に保護キャップをしてください。通常のプラグキャップの取り付けと同じです。ちなみに赤いコードを短くカットしたほうが効率は上がるようです。
この写真の8ピンオスカプラをメインハーネスと接続してください。ノーマルCDIをはずしてこの8Pオスカプラに入れ替えます。CDIを入れ替えると言ったほうがわかりやすいかもしれません。あとは線などが邪魔にならないように結束バンドなどでうまく固定してください。走行の邪魔にならないように また雨がかからないようにもしてください。延長線が長すぎるときは、ヒモなどでまとめてください。約1.3mです。また3Pカプラ部分ですぐに切り離しができますので、取り付けしにくときは一旦外してからまた取り付けてください。
もし、ノーマルイグニッションコイルと入れ替えるときは 取り付けボルト穴が1つしかありませんので、結束バンド リピートタイラップなどで うまく取り付けてください。バイクの簡単な整備をやったことがあれば簡単にできると思います。
また黄/赤線は RPM出力です。電気式タコメーターをお持ちでしたら、利用可能です。
指でつまんでいる部分がrpm出力線です。黄/赤線は電気式エンジン回転数出力線です。電気式タコメーターをお持ちでしたら、利用可能です。エンジン回転数の出力線です。タコメーターのrpm入力線に接続してください。おまけで、接続用のギボシを数個差し上げます。タコメーターによっては対応できませんので、ご自分にて判断してください。こちらでは判別できないです。電子式・電気式のエンジン回転数計タコメーターの入力に対応します。
イグナイター本体の取り付けに関してはもとのノーマルCDIやイグニッションコイルをほぼそのままにすることをおすすめします。こうすることで、何か不具合があったら外出先でも すぐにノーマルに戻せます。
グラストラッカー後期でスカチューン・バッテリーレスの方が実際に取り付けをやっていただきました。こちらの方法もぜひ参考にしてください。
詳しくは こちらの2024.1.13以降です。必要部分を抜き出します。
2024.1.13
取り付け写真をいただきました。
シート裏に強化イグナイター類を配置されています。
スカチューンなのとシートも小さいですね。これですと、スペースがあまりないので、隠すのが大変です。そこを上手に隠されています。
シート裏側の拡大写真です。強化イグナイターが赤く目立つため、黒いビニールテープを本体とハイテンションコードつけています。この位置だどハイテンションコードの長さはちょうどよかったとのです。
シート裏側の全体写真です。左側のグレーの筒はバッテリーレスキットです。
後ろ側からです。
車体左側のななめ下からシート裏のぞいた位置です。延長線が少し目立ちますね。強化イグナイターの位置などが確定したらそのうちカットするとのことです。左上部分に8Pカプラがみえますね。こちらがCDI接続部分です、
またノーマルのイグニッションコイルはそのままついていますので、ノーマルCDIにもすぐに変更できるようにしてあるとのことです。いただいた写真ではノーマルCDIはついていませんが、スペースに余裕ができてたら取り付けできそうですね。この状態にすれば、強化イグナイターからノーマルCDIに戻すときはメインハーネスの8PカプラとノーマルCDIを接続しなおし、ノーマルのイグニッションコイルを点火プラグに差し替えるだけです。スカチューンでもノーマルCDI側が予備になりますので、安心して遠出できそうですね。
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
グラストラッカー前期のものですが、実際に購入されたお客様からエンジン始動動画もいただきましたので、
ぜひ参考にしてください。点火力アップで一発始動しています。
グラストラッカー前期型 一体型高機能版のイグナイター 始動動画
この動画では シート位置に赤い本体がありますが、タンク下にも移動可能だと思いますので、お好きなようにどうぞ。
ーーーーーーーーーーーーー
プラグギャップについて
プラグギャップを広げるとさらにパワーがでます。 が、
最初はプラグギャップを広げないで走行することをおすすめします。十分パワーでるはずです。
このメーカーの推奨ギャップは0.9mmですが、1.5mm程度が日常使用しやすいです。広げすぎは ターミナル位置で点火できなくなったり、失火率もあがりますので、注意してください。点火プラグの寿命が極端に短くなったり、エンジンが不安定になることもあります。また プラグギャップを広げると ノーマルCDIでは点火できなくなることが多いので、ノーマルCDIに戻すときは注意してください。プラグギャップ広げるときは必ず予備のプラグを車載することをおすすめします。
プラグギャップを拡大するには高電圧化も必要になります。
プラグギャップの研究に興味がありましたら、 こちらもぜひ参考にどうぞ。(2021.8.7あたりの内容です)
イグニッションコイルも内蔵している一体型でお得ですが、イグニッションコイルが切れただけで使用不能になります。内部のイグニッションコイルのみを交換はできません。
取り付けを ご自分で できそうもない・やらない・他人(バイク屋など)にやってもらう このような方は購入をご遠慮ください。リスクのあるレーシング部品で、初心者向きではありません。
注意事項
サイドスタンドスイッチ ニュートラルスイッチ クラッチスイッチなどはほぼそのまま利用できると思いますが、念のため最初は動作に問題がないかよくご確認ください。安全には注意してください。スイッチ類に関係なく、エンジン始動可能になるかもしれません。キルスイッチは有効のままです。OFFだと点火も停止しますし、セルモーターも回りません。
サイドスタンドスイッチ ニュートラルスイッチ クラッチスイッチなどのインタロック機構の一部が無効になる可能性があります。現時点でこちらで確認しているのは、
・キックの場合 サイドスタンドをかけてもニュートラルにいれれば クラッチを切らなくでもエンジン始動できる
推定しているのは
・サイドスタンドをかけるとニュートラルにいれてもクラッチを切らないとセル始動はできない。
・クラッチを切れば いつでもセル始動はできる。ニュートラルは関係ない。(サイドスタンドはしまったままで)
ぜひ これらの情報を求めます。情報をいただけた方には1000-2000円の現金か2倍のクーポンを差し上げます。また上のようなエンジン始動動画をいただけて公開してもOKでしたら、1000-2000円の現金か2倍のクーポンを差し上げます。(先着1-2名)
ぜひ グラトラのパーツ開発にご協力ください。
レーシングパーツ 高圧部品のため、耐久性があまりない可能性があります。突然死することも十分ありえますので、予備のイグナイター・イグニッションコイル・プラグを車載することをおすすめします。他のレーシングパーツと同じです。ノーマルパーツのように耐久性ないかもしれません。3年か3万キロもてばいい方だと思います。(このRCイグナイターを販売して3年ぐらいたちますが、2025.9時点では今のところ ほぼ不具合の報告はありません。)
(2022.12.20追記 ボルティのテストライダーより、25000キロ超えたとの報告をいただきました。約9か月間で2万5千キロになり、そのまま利用継続とのことです。詳細は こちらの2022.12.20です。)
(2023.8.4追記 その後もそのまま利用していて調子いいとのことです。約1年半4万キロです。)
(2025.7追記 その後もエンジン載せ替えましたが、RCイグナイターはそのまま利用できているとのことです。3年超え、総7万キロ近いと思います。)
保証に関して
1年以内 または 走行1万キロ以内で 利用できなくなったときは無償にて交換いたします。その際は目視にてプラグに火花が飛ばないかチェックしてください。内部のイグニッションコイルが切れかかった時点でも交換いたします。(あたたまるとエンジンが停止し、冷えるとまたエンジンかかるようなケースです)また、本体のインジケーターランプの診断も確認してください。この診断が問題ないのに点火しないときは パルスコイルが切れていないかご確認ください。
改造や取り付けは自己責任にて行ってください。この商品や情報をもとに生じた損害などを当店は責任を負えません。
適合車種に関して
グラストラッカー後期型・キャブ車(NJ4BA)のみに利用できます。エキパイが1本の車体です。もとのCDIと入れ替えるだけです。ポンづけできます。インジェクション車は合いません。8ピンタイプのCDIのものです。パーツ番号では32900-26GA0がついている車体で K4モデル(2004年式)からK7モデルまでです。
フレーム番号だと NJ4BA-100001以降からNJ4BA-106XXXまでです。
グラストラッカー前期エキパイが2本のものにはあいませんので、注意してください。前期の方は こちらです。
エンジンや電装を載せ替えられた車体もたくさんありますので、注意してください。前期と後期のノーマルCDIの見分け方は形状のちがいです。
前期型が中央に8Pカプラがあり、後期型は片側に8Pカプラがあります。
こちらが後期型のCDIのイラストです。片側に取り付け口がよっています。
グラトラ前期のCDIはこの形状で中央に取り付け口があります。
ST250X4-7のタイプE(キックつき)モデルのみパーツ番号がグラトラ後期と同じなのでそのまま利用できる可能性があります。まだ未確認です。
ST250のキャブ車でキックなしモデルはCDIではなくフルトラらしいので、そのままでは利用できません。
発送方法 |
対応状況 |
メール便 A4サイズ 厚さ 1cmまで |
× |
メール便 A4サイズ 厚さ 2cmまで |
× |
レターパック 350 厚さ 3cmまで |
× |
レターパック 500 |
○ |
|