フュージョン250 X MF02 3型 再販 復刻版 CDI イグナイター 直流 定角 社外
ようやく後期型 再販フュージョンXの 3型にて CDIの開発に成功しました。(2023.11あたり)これでCDI点火装置に関してはフュージョンXもさらに5-10年快適に持つと思います。再販フュージョンは2003-2007年産ですので、初期型はもう20年経っています。20年経つといつ壊れても不思議でないので、早めに交換・予備をもっておくことを強くすすめます。出先で突然壊れるとレッカーするはめになります。特に走行距離が多めな方・10万キロに近い方は注意してください。CDIは走行距離と時間で劣化します。個人的な予想では10万キロか25年超えたら交換時期です。シンデンゲン(同じメーカー)のCDIでも走行距離が少なくても30年ぐらいで壊れている印象です。30年も持ってしまうのがが素晴らしいのですがさすがに40年は難しいのではないかと思います。
↓実際の動作動画をどうぞ。
フュージョンX 流用CDIにて 動作・セキュリティ共存 成功動画
サイドスタンドを出してもエンジンが停止せず、セキュリティアラームもONとキャンセルが通常動作なのがわかると思います。
取り付け方法
1.シートを外します。
2.シート下のカバーも外します。
3.レッグカバーも外します。先にサイドカバーなどもはずす必要があります。
このようになるまで、外装カウルをはずしてください。(余計なものがたくさん写っておりすいません。)外装の詳しいはずしかたはマニュアルを見る・ネットで調べるなどしてください。いくらでも情報あります。例えば こちら
4.もとのCDIをメインハーネスからはずします。
この写真はすでにはずしたものです。この写真ではレッグカバーをはずしていないのですが、最初は必ずレッグカバーをはずしてください。
外し方は 線ではなくカプラ本体を持ち、ロックを上にあげて、引き抜きます。最初はかなり硬いですので、ゆっくり確実にやってください。両手でカプラ本体を持ちながら外してください。無理に線を引っ張ると断線することがよくありますのでご注意してください。
青マジックで印をつけた部分にロックがかかっていますので、上にあげてロックを解除しながら抜きます。
取り外し用の動画も撮影しましたので、参考にどうぞ。
フュージョンX CDI取り外しイメージ動画
ロックをあげてからでないと抜けません。実際はもっと固いので、最初はこんなに簡単に抜けないと思います。両手でゆっくりやってください。またこの動画では取り付けるときに無理やり押し込んでいますが、取り付けるときはこのように押し込まないで、カプラの横側をもって配線に負担がかからないように取り付けてください。
5.新しいCDIを接続してください。センタースタンドをかけて、エンジンが始動・アクセルについてくるかどうか 確認してください。新しいCDIがちゃんと利用できそうかチェックします。
6.新しいCDIを車体に固定してください。
取り付け位置はこんな感じがベストでした。ノーマルCDIのカバーにいれると今度は配線の向きが合わなかったです。リピートタイラップやヒモで固定すればいいかと思います。タイラップも1-3本サービスします。
前側からです。
もとのノーマルCDIも後ろにずらせば一緒に収まりました。ノーマルCDIが生きていれば、予備・バックアップになるのでぜひ車載することをおすすめします。すでに壊れてしまったら、車載する意味がないので外しましょう。
比較写真です。本体は小さくなりますが、配線向きが横になるので、もとのCDI用のゴムカバーにはうまく収まりません。
ご注意など
・フュージョン250 フュージョンX MF02 3型 再販 復刻版のみで利用できます。フレーム番号だと MF02-2XXXXXXになり、2003年以降のものです。全てセキュリティアラーム搭載モデルです。たまに電装が入れ替えられているときがありますので、注意してください。
・国内のパーツ番号だと、ノーマルCDIは 30410-KFR-701 になります。2004時点で10600円ですので、現在はあっても2万円ぐらいか、絶版だと思います。この流用CDIは 30410-KFR-701 の完全互換品ではなく ある程度対応できる補修パーツです。
・点火特性がノーマルと違います。場合によってはキャブセッティングが必要になることがあります。ほとんどないとは思いますが、改造車・過走行車などのエンジン状態が悪いとありえます。
・アイドリング調整が必要になることもあります。このCDIに交換するとエンジン始動時やアイドリング回転数があがると思います。当方のケースでは特に問題はありませんでしたが、走行しにくいなどのときはアイドリングを下げることが必要になりますので、アイドリングの調整をしてください。キャブレターについているアイドリュースクリューを回転させるだけですので 難しくないと思います。反時計回りに回せば、アイドリングは下がります。詳しくは ネットやマニュアルを調べてみてください。
2023.11.25追記 マニュアルよりです。スロットルストップスクリュ(アイドリュースクリュー)を緩めると(反時計回り)アイドリング回転数をさげれます。プラスドライバ1本で調整できます。時計回りに回すとアイドリング回転数があがります。マニュアルの規定値は1400-1600rpmですが、フュージョンにはタコメーターがないので、お好み・乗りやすいようにあわせて調節しても大丈夫ですが、下げすぎ上げすぎには注意してください。
・サイドスタンドスイッチを無効に設定しています。
サイドスタンドを出してもエンジンが停止しません。暖気するときなどに多少便利ですが、サイドスタンドを出したまま走行しないように注意してください。エンジンを始動させるときは以前と同じで、サイドスタンドをあげ、フットブレーキを踏まないとエンジンは始動しません。
サイドスタンドスイッチも今までどおり 利用したいかたは こちらの耐久型CDIをどうぞ。(2023.12.6販売開始)
サイドスタンドをかけながらエンジン始動・暖気したい方はサイドスタンド配線をキャンセルしてください。 こちらを利用すると簡単です。
・セキュリティアラームは今まで通りそのまま利用できます。
セキュリティアラームを解除したままだと 防犯レベルは旧型1・2型のフュージョンと同じになりますので、防犯には注意してください。長時間アラームを解除したまま駐車するときなどは注意してください。
・配線やセキュリティアラームに関するお問い合わせには 防犯上お答えすることができません。またインターネット上に配線方法などの情報を公開することはおやめください。せっかくの防犯機能が無効になり、さらにバイク泥棒を援助することになってしまいます。
・メインハーネスが劣化していると すぐに壊れてしまう可能性があります。このCDIにはサージ・リップル・ノイズ対策などがないので、ノーマルCDIのように耐久性がありません。20年経過や過走行で電装の状態がよくないときはバイパス配線やバッテリー直結配線などをすることをおすすめします。アクセサリー電源によるリレースイッチではなく10A程度のヒューズを入れたバッテリー直結スイッチがおすすめです。 こちらに参考になる写真がいくつかあります。将来的にはフュージョン用にCDI直結キットを販売しますので、そちらを利用してください。
・この商品や情報をもとに生じた損害などを当店は責任を負えません。改造や取り付けは自己責任にて行ってください。
保障など
実車(2003年初期型)にて動作確認済みですが、不良のときは交換・返品・返金などで対応いたします。点火しない うまく走行できない などのトラブルのときは 交換 返品 返金などで対応します。(2週間以内)
カプラの取り付けの歪みや シリコンモレ 汚れ、ふるとカラカラいうときなどがあります。中身で勝負の中華品質ですので、使用に問題ないときはすいませんが、ご了承ください。
1年以内に壊れることがありましたら、良品を再送いたします。その際は必ずCDIが壊れたことを特定してください。(べつのCDIにすると点火するなど。また、直流線から電気がきていることも必ず確認してください。)
社外品ですが、とても品質のいいメーカー(精派電器JINGPAI)のものです。フュージョンX用ですと、他にもレギュレーター や イグニッションコイルがあります。当方も1年ほど利用しています。旧型フュージョンでも大量にCDIの販売実績があります。別車種でもCDIも大量にテストしましたが、不良品もほとんどなかったで
す。JF03のCDIではお客さまから4年たっても元気に使用できているとも報告をいただいています。個人的な予想ですが、10年または8万キロ程度もつのではないかと思います。
発送方法 |
対応状況 |
メール便 A4サイズ 厚さ 1cmまで |
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メール便 A4サイズ 厚さ 2cmまで |
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レターパック 350 厚さ 3cmまで |
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レターパック 500 |
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フュージョンX 3型のレストア・CDI開発などにやっております。興味がありましたらどうぞ。こちらです。
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