2023-11-23
サイドスタンドかけながらエンジン始動・暖気したくなったので、サイドスタンドスイッチのキャンセルについて調べました。まずはネットで調べたのですが、何人かの方がフュージョンXにてやって成功していました。それらの情報によると、サイドスタンド配線の内 緑/白色線と緑色線を接続するというものでした。サービスマニュアルでも念のために配線図を確認してみました。たしかにできそうです。配線をカットしたくないこととすぐにもとのノーマルに戻したいので、いつもどおり、カプラの中間にかます配線でも作成しようと思いました。しかし面倒だと思いまして、よく配線図を見ると緑色線とフレームアースは接続しています。これなら、緑/白色線とフレームアースに接続すればいいだけなので、かなり楽そうです。早速試作しました。
20cm程度のこのような線をつくりました。3.5mmのオスギボシとクワ端子です。
アラーム本体をはずすと、メインハーネスとサイドスタンドスイッチの接続部分が見えてきます。緑色のカプラはそのままにしておき、黒いギボシ接続をはずして、代わりにメインハーネス側(緑白色線)に作成した線を差し込みます。
そして フレームアースに接続します。フレームならどこでもいいのですが、アラームをはずしたのでこの位置も楽そうです。
ここでもOKです。
バッテリーのマイナスでもOKです。ここが一番近く5cmでもいけます。マイフュージョンはメインハーネスが痛んでいますのでここにしました。少しだけアース強化されると思います。
絶対にバッテリープラス側の赤色に接続しないでください。接続してしまうと強い火花が散り配線が焦げるだけでなく やけどします。
そして最後にテストし全部成功しました。ノーマルCDIでも流用CDIでもバッテリーマイナスでもフレームアースでも サイドスタンドかけたまま始動できました。こんなに楽にできるのならもっと早くやっておけばよかったと思いました。この配線ならリード線一本のみで、カットもしませんし、すぐに元に戻せるのがいいですね。やはりサイドスタンドをかけたままエンジンかけれるのは楽です。この配線だとサイドスタンドをかけたときはランプもちゃんと点灯します。真似される方はサイドスタンドかけたまま発進しないように気を付けてください。せっかくなので、この配線もCDIと合わせて販売しようかと思います。おそらく フュージョン2型も同じではないかと思っています。
動画も撮りました。
フュージョンX サイドスタンドキャンセル・サイドスタンドかけたままエンジン始動動画
サイドスタンドランプが点灯していても始動できるのがわかると思います。接続しているCDIは流用CDIです。ノーマルCDIでも同じ動作でした。