ヴェクスター 150 152cc 中国純正 腰上OHセット ブラックコートピストン(ピンへの穴あり) シリンダー リング バルブステムシール AN150S 2次エアなし
ボア57.5mmのベクスターの腰上セットです。シリンダーが2次エアなしに対応しています。2次エア部分がふさがっているのがほしいかたや、2次エア対応のシリンダーヘッドを2次エアなしで利用するなどの改造などにどうぞ。(ややこしくてすいません。)
2次エアなしシリンダーは中国でも数が減りつつあるので、キープされてもいいと思います。
適合はAN150S AN150T AN150W です。
初期型のAN150Sは +0.5mmボアアップで 排気量 3ccアップします。特にセッティング不要です。
2次エアなしのモデルにそのまま利用できます。
2次エアなしモデルは フレーム番号 CG42A-105020以前のモデルになります。
中古車だとまれにエンジン載せ換えられていたりすので、
シリンダーから細いパイプがついていないかチェックしてみてください。
あるいはエアクリーナ付近に2次エアバルブやホース類がないか確認してみてください。(一番下の写真に マニュアルの2次エアのイラストをアップしましたので参考にしてください。)
中国製ですが、中国SUZUKI純正なので信頼 品質 バッチリです。特に問題ありません。(当方も実際に使用しています。)バルク品のため パッケージがないときもあります。
ピストンに黒いコート(初期なじみ用)が入っており、さらにピストンピンへの穴もあります。
中国純正のベクのピストンには何種類あるようで、こちらはブラックピストン版で、さらにピストンピンへの穴もあるものです。
1st(刻印Rで上向き 銀色) 2nd(刻印RNで上向き 黒色) オイルリング です。
国内では 1stに刻印がなく、2ndリングにRの刻印のときがありますので、ご注意してください。銀色が1stで 黒色が2ndです。
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2019.11.15追記
最近入荷するものには 保管品や 傷・修正などがあるものが増えてきました。中国でもヴェクスターが古くなり 売れなくなっているためだと思います。汚れた傷などは 外から見えないため 使用に問題ないときは すいませんが、ご了承ください。↓に例を表示します。
修正跡があったり、
長期保管の汚れです。よくふけば取れることが多いです。
2024.11.20追記 現在のものは汚れなど少ないです。
最近はほとんどが、パッケージなしです。
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発送方法 |
対応状況 |
メール便 A4サイズ 厚さ 1cmまで |
× |
メール便 A4サイズ 厚さ 2cmまで |
× |
レターパック 350 厚さ 3cmまで |
× |
レターパック 500 |
○ 簡易包装 |
以下雑談です。↓
なんと中国ではベクスターは現役らしく、
さまざまのバージョンもあります。中国では高級バイクの部類らしいです。
というのは、オプション(純正です。)で全身鉄パイプガード(グリルガード標準装備です。)が売ってたりします。
今の日本でいうところのシグナスXやPCXみないなかんじでしょうか。
ベクスターは国内では地味ですが、中国では現役バリバリ(←死語)なのでしょう。
異国の地でいつまでもがんばってもらいたいものです。
はなしが脱線しましたが、
このキットにはバルブステムシールもありますので、
これでベクスターで10万キロ越えはいけるでしょう!^-^目指せ20万キロ!
ベクスターで10-20万キロ走ったら、地球と財布にかなりやさしいのではないでしょうか。
車と比較すると燃費は2-3倍ですし、何よりも新たな車体(車・バイク)をかわずに済みますしね。
単純計算ですが、ガソリンが140円/lで
例えば車がリッター10km/l だと 走行10万キロで ガソリンが1万リットルでガソリン代が 140万円
ベクスターだとリッター30km/l はかるいので 走行10万キロで ガソリンが3333リットルで 約46万円
その差 おおざっぱに100万円! 20万キロだと 200万円 !
200万あれば、新車が買えてしまいますね。(おっとここで新車をかったら 節約できなくなってしまいますね。^^)
ベクスターで10万キロはしれば、一般の車と比べて100万円節約できるし、何よりもエコと思ってもいいのではないでしょうか。
それならカブに乗れよと つっこまれそうですが、当方もスーパーカブ50に乗っていますが、
あまりに遅くて実用性が低いのです。ベクや車のように快適に走れません。さらに悪いことにカブでとばすと
ベクより燃費が悪くなるのが考えものです。なので近所をのんびり走る自転車の代わりぐらいにしかなりません。
ベク乗りにとってはカブ50はつらいのです。残念ながらかわりにはならないと思います。(すいません、だっせんしました。でもカブもいじりやすくて好きです。のんびりギヤをガチャガチャやりながら走るのも楽しいですよね)
腰上丸ごと交換ならもともとが57.0mmボア(初期型ベクスター150で149cc)にも対応 できると思います。 (対応できました。CG41Aの2台で確認済み)
ヘッドは共通なので大丈夫です。
この場合はボアアップになりますね。わずか3CCですね。
内容はシリンダー ピストン ピストンリング 15mmピストンピン Gサークリップ2個 ガスケット2枚 バルブシール2個になります。
ベクスターで オイル消費が多くなってくると、 ピストンリングやシリンダーにダメージが ある可能性が高いそうです。
焼きつくまえにオーバーホールしてあげてください。 あるいは、焼き付いたエンジンをお持ちでしたら、 お安く復活できると思います。
ベクスターはエンジンを下ろさないで腰上をオーバーホールできるので
かなり楽に交換できます。
慣れるとカブやモンキー並だと思います。
はじめてベクスターエンジンの腰上OHをされる方はサービスマニュアルを用意して、
Cリングやノックピンをカムチェーン室に落とさないように注意するといいでしょう。
(当方ははじめてやったときノックピンをカムチェーン室に落としてしまい、フライホイールをはずすはめになりました。)
シリンダー・ピストンを新品に交換すると
その部分は新車になりますので、慣らしなども行ってください。
本当にエンジンの調子が良くなります。
当方の場合は初期方150の腰上OHでして、
まず、エンジンのかかりがとてもよくなりました。また高速でよくオーバーヒートしていたのですが、
それもなくなりました。さらに振動もかなり減り、スムーズにエンジンがまわるようになりました。
3万キロ走ったエンジンでバルブのすり合わせどころかシリンダーヘッドの分解もなどやらずに、
ここまでエンジンの調子がよくなって驚いたものです。(シリンダーヘッドは軽くカーボンをおとしただけです。)
OH前、もともとオイル消費はほとんどなく、空けてみましたら、
シリンダーピストンにはダメージはありませんでした。(激安オイルで1000kmごとにオイル交換していました。)
ピストン自体の穴(オイルホール?)とオイルリングにカーボンがかなり溜まっていたので、
ピストンとシリンダーのオイル潤滑が悪くなっていたのだと思います。
それで連続高回転に耐えられずにオーバーヒートだったのでしょう。
ネット上にはボアアップ・腰上OHをしている人やブログがありますので
参考になると思います。
グーグルでの検索結果↓
http://tinyurl.com/3wp8udz
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2020.2.29追記 気が付けば、当方も腰上OHは7回以上行いました。 せっかくですので、整備情報などです。マニュアルに書いていないことを中心にいきます。
シリンダー ヘッドボルト M8 対角線上に均等に締め付ける M8 で 仮締め1kg 本締め 2.3kg
それ以外の ボルトは M6でして、 締め付けトルクは 1.0KGです(カムテンショナー セットボルト カムシャフト ジャーナルホルダボルト シリンダーヘッドナット)
M6は締め付けすぎると ネジ切れたりしますので、注意してください。
特にカムテンショナーのバネ留めのボルトがねじ切れやすいです。
カムシャフトからカムスプロケットを外す必要がないときは カムスプロケットをはずさないで、取り出す・取り付けを行うと非常に楽です。マニュアルでは毎回はずさないとダメな印象ですが、中華カムは一体型なのでOKです。
M6のトルクは1kgとかなり軽いため、何度も交換していると場合によって緩むため 気持ち強めに絞めています。ネジ切れが怖い方はネジロック剤などがいいと思います。
ヴェクスターの腰上はちょっと耐久性がない 印象です。当方はハードにエンジンを使用していますので、2-3万キロごとに交換しています。腰上の交換も慣れるとブレーキパッド・ベルトの交換などと同レベルになります。ただ手順が多いので時間がかかります。慣れても半日ぐらいでしょうか。腰上を新品にするとエンジン圧縮が戻りますので、エンジンのかかりがよくなりますね。(新車が一発でエンジンがかかるのと同じ)なので、圧縮がおちてきたら、限界まで使わず、贅沢にすぐに交換するようになってしまいました。ヴェクの腰上は少し弱いですが、腰下は頑丈そのものだと思います。参考までにどうぞ。
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