ヴェクスター メインハーネス ワイヤーハーネス 全配線 中国純正加工済み 動作確認済み 中級者向け
国内仕様のヴェクスターに利用できる加工済みメインハーネスです。元のものは中国純正のメインハーネスを利用しています。ぜひこのメインハーネスなどを利用して50年・50歳越え、30万キロ越えをやってください。加工内容や取り付けなどについてはこちらに詳しくあります。
上の拡大写真もどうぞ こちら
実際にほぼすべての電装部品と接続してみました。接続はこの写真で簡単にわかると思います。もし接続がわからなくなったらこの写真参考にしてください。接続パーツは全て中国仕様で、ハンドルハーネスも中華アドレスのものを加工したものです。詳細は こちら
実際の動作動画もどうぞ。
メーター内のライト点灯がわかりにくかったため、内部ライトを変更し撮影しました。↓
国内仕様の電装部品にも合うように時間をかけて開発いたしました。さらに最近の状況にあわせまして、電源取り出しラインも4つワンタッチで追加できるようにしました。スマートフォンの充電・ETC・グリップヒーター・タコメーター・電圧計・シガーソケットなどにぜひ利用してください。
赤色がプラスです。フレームなどと接触させないように気をつけてください。メーターカウル内に位置していますので、フロントヘッドカウルをはずせば、すぐにアクセスできます。メンテナンス性・耐久性を重視しました。これでエレクトロタップなどを利用しないで済みます。利用している4個口は こちらで、さらに増やしたいときは追加してください。メインハーネス側の接続線は0.75SQですので、合計7A/90W以下にしてください。これ以上増やす場合はバッテリープラスから直接配線を増設してください。国内のノーマルヘッドライトを点灯するとこれだけで60Wいきますので、グリップヒーターなどの消費電力が大きいものを利用するときはLED化などして消費電力を下げてください。メインヒューズは国内と同じ15Aですので、使用電力がオーバーしたときは配線が焼ける前にメインヒューズが切れると思います。心配なかたは5Aのヒューズを入れてください。
付属品の写真です。3.5mmのオスギボシx8 がありますので、後付けする電装部品に利用してください。さらに 3.5mmのメスギボシx4 と 結束バンド数本をおつけします。
国内仕様のパーツとの組み合わせについて
1.メインキーに関して 4P、4線接続になります。こちらの中国純正があいます。メインハーネスを新品にしたら必ず一緒に新品にしたい部品です。国内仕様のメインキーはたくさん種類がありますが、4線を同じ色で接続すれば動作すると思います。もし元のメインキーをそのまま利用するときは最低でも接点をハンダ肉盛りするなどのオーバーホールをしてください。当方のケースでは20年10万キロで接点がだめになりましたので、10万キロ走行したら交換してあげてください。
2.ハンドルハーネスに関して こちらが利用できます。ハンドルハーネスもメインハーネスを新品にしたら一緒に新品にしたい部品です。国内仕様のハンドルハーネスもそのまま利用できると思いますが、ライトOFFはできず、常時点灯になります。もし国内仕様のハンドルハーネスを使用しつづけるときは最低でもオーバーホールしてください。そして常時点灯になるためテールランプ・ストップランプの接点も焦げていたりしないかよく確認してください。ハンドルハーネスの状態がわるいままだとメインハーネスを新品にしても接触不良などは直りません。
すでに絶版になりましたが、中国純正ハンドルハーネスと利用するのがベストです。ポジションも利用できます。過去に当店でかなり販売しましたので、所有していましたらぜひそのまま利用してください。
中華ハンドルハーネスとの動作動画です。ポジションランプのみも使えます。せっかくなのでポジションランプ点灯したままでテストしました。
3.CDIイグナイター点火器について 中国仕様の8Pタイプのものが利用できます。こちらなどです。最近のヴェクスターはほとんどが16Pのようです。もし16Pでしたら必ず交換が必要になります。国内仕様の8PタイプのCDIは使用できない可能性もあります。
4.キャブヒーターについて このメインハーネスにはキャブヒーターが付きません。近いうちに 後付けのキャブヒーターハーネスを販売しますのでそちらを利用してください。またスロットルポジションも接続不要になります。とりはずすか そのままにしてください。
5.スピードメーターについて 国内仕様のメーターもそのまま利用できます。(ただし実車にてはまだ未確認)中国純正のメーターをお持ちでしたらそのまま利用できます。たくさん種類がありますが、こちらなどです。
6.サイドスタンドスイッチがありません。サイドスタンドをかけたままでも始動・発進できるようになりますので、安全には注意してください。もとのサイドスタンドスイッチ配線はそのままにするか取り外してください。
7.ポジションランプについて このメインハーネスのポジションランプ配線は中国仕様です。国内仕様のポジションランプに取り付ける場合はスカスカになりますので、ゴムをかますなどが必要になります。近いうちに合うハーネスも販売いたします。
取り付けについて
まずは外装を全部外します。そしてもとのメインハーネスを各電装部品から切り離してから外してください。2-3時間あればでもできると思います。メインキーシリンダーを交換するときはトルクスビットなどが必要です。トルクスビットはホームセンターやネットなどで買うと安いです。100円ショップにあるときもあります。
取り付けに関しては新しいメインハーネスに余計な力などがかからないように丁寧にあつかいます。強くひっぱりすると断線することもあります。
まずメインハーネスのバッテリー分岐ラインをこのように合わせます。
赤丸の2か所も合わせます。
まずは後ろ側から接続します。理由はコードの余裕が少ないためで、フロントは余裕がたくさんあります。
マニュアルよりですが、2つのクランプに仮止め(仮置き)してください。
カウルがじゃまですが、わかると思います。
次はどんどん接続していきます。
まず 2pの燃料センサーを接続してください。黄/黒線がある側です。メットインランプの配線と間違えないように気を付けてください。(つないでしますと燃料計などが壊れます。)この写真では延長線もなくフレームの上側にしていますが、下側を通してください。延長線が長すぎるときは外してもOKです。
次は2Pの赤色と黒色のトランクランプに接続してください。こちらは延長線をメットイン内部に通し接続します。この写真では延長線が異常に長いのですが、20cm程度です。
後は9pのリアストップレンズとセルリレーに接続してください。こちらは特に難しくないと思います。
一応マニュアルではこうなのですが、もともと配線が違いますので参考程度にしてください。キャブヒーターはつきませんので、使う予定がある方はそのままにしておくか、ほずして保管しておいてください。後付けのキットなども販売予定です。
次は中間部分です。
マニュアルよりです。オートチョーク(PTCヒーター)、イグニッションコイル エンジンアース ジェネレータコイル(+パルスコイル)を接続してください。セルモーターもセルリレーと接続してください。
実車での接続写真は↓
オートチョークそばのアースラインは接続せずそのままでOKです。カットしてもいいのですが、フレーム・エンジン(セルリレーの取り付け部分など)に接続できればアース強化できます。
ジェネレータコイル(+パルスコイル)かなり前側に移動しますので、コイル側の配線をこの位置まで移動してください。
車体右側にエンジンアースがあります。必ず接続してください。
次は上側を接続していきます。
まずマニュアルよりですが、このハーネスはヘッドパイプの後ろ側を通しませんので注意してください。部品位置などを参考にしてください。
最初はこんな感じにゆるく上側を留めます。ハンドルを左右に大きくきったときにメインハーネスに力がかからない位置にします。
全体写真です。そして、上からヘッドカウル側から接続していきます。リストアップします。・F.Rブレーキ ・ハンドルハーネス・スピードメーターです。さらにフロントパネル側もこの状態でウインカー以外は接続した方が楽です。リストです。メインキー・レギュレーター・ウインカリレー・ホーン・ポジションランプ です。もとのサイドスタンドリレーは使用しませんので、取り外すといいです。
この状態でバッテリーに仮接続して、キーonにして灯火類をテストしてください。さらにエンジンも一瞬だけでいいの始動できるかもテストしてください。動作などがおかしかったらここで直したほうが楽です。
こっちの写真の方がヘッドカウル内の接続がわかりやすいと思います。長いのでU時に曲げるといいと思います。国内仕様のメーターならもっとスペースに余裕ができます。ハンドルハーネスも一緒に交換するときはさらにメーターカバーとメーターワイヤーをはすず必要があります。このときはまずハンドルハーネスをメーターカバーに取り付けてから、メインハーネスに接続してください。
フロントパネル内はこんな感じです。この写真ではCDIをトランクに移動しているのですが、通常はCDIホルダに固定してください。年式によってはゴムが合わないと思いますので、結束バンドなどで取り付けてください。メインキー・レギュレーター・ウインカリレー・RLウインカー(右が緑色で左が黒色)・ホーン・ポジションランプです。
あと一息です、最後はバッテリーラインを合わせます。
こちらが完成イメージです。(開発段階のため保護チューブがありません。)国内仕様とちがうのはバッテリーラインがななめ方向になることです。
国内仕様と違うのはバッテリーケースとフレームのすきまにバッテリー接続ラインを通します。
バッテリーケースのネジを2か所はずして、バッテリーもはずします。簡単にケースがずれます。そしてバッテリーラインをすきまに通してください。3本あります。プラスライン、ヒューズライン、マイナスラインです。ケースをねじ留めをしなおすときは3本線をフレームとケースで強くはさまないようにうまく調整してください。
国内仕様では バッテリーラインはフレームの外側を通っています。この取り回しだとヒューズラインがバッテリーケースに入りません。プラスとマイナス線は入ると思います。
室内ですが、合わせてみました。ヒューズボックスは立向きの方がよかったです。まずヒューズ交換が楽になり、このほうがバッテリーが横ずれしにくくなります。またヒューズを交換するときはプラスマイナスのバッテリーラインを両方ともはずしてからでないと厳しかったです。国内仕様はバッテリーラインをはずさなくてもヒューズ交換できたと思いますので、注意してください。ヒューズボックスの向きや配線取り回しはお好きなようにうまく調整してください。
バッテリーフタをはめるときはコードをかまないようにしてください。
最後に外装部品を戻して終わりです。
その前に思いつくことを書きます。
ハンドルを左右に大きくきってもメインハーネスに力がかからず、取り回しに問題がないことを確認してから、ヘッドカウルを取り付けます。そしてから結束バンドなどで固定してください。結束バンドはリピートタイプがいいです。レッグカバーをつけるときにメインハーネス側が太くて力がかかると思います。なるべく力がかかりにくいところにうまく調整してください。私のケースではかなり力がかかっていますが、特に問題がでていないです。仮止め部分のクランプを強めに留めるのも忘れないようにしてください。
外装部品をすべて取り付け終わって、エンジンをかけて灯火類動作OKでしたら完成です。
お疲れさまでした。
最初の1週間ぐらいは様子をみながら乗ってみてください。特に問題なければメインハーネス自体はもう10年ぐらいそのままいけると思います。新車のメインハーネスが20年もつのと同じです。
注意事項
・動作動画と実車にても動作確認済みですので、基本的にサポートや保証などありません。実車ではバイクカバーなしの雨ざらしで1年間問題なく利用できています。わからないこと困ったことなどがあれば、少しだけメールにてサポートいたします。(3か月以内 3回程度)
・商品内容は加工済みメインハーネスとタイラップなどの付属品のみです。他の部品は付属しませんので注意してください。
この2枚の写真の内容です。結束バンドなどは少し変更があるかもしれません。
・延長ハーネス・サブハーネスなどが中間でも切り離しができますので、電装部品の取り外し時には注意してください。わからなくなったら、全体写真を参考にしてください。
・当店以外の電装部品と合わせるときは ご自分で配線・加工などしてください。できる方のみにどうぞ。質問・サポートなど一切ありません。元の国内ノーマル部品でしたらある程度対応しますが、写真などを送ってもらう必要があるときがあります。(例えば ノーマルスピードメーターと接続してもハイライトのときにメーターインジケーターがのみ点灯しないときなど。このときはメーターの接続カプラの写真をお願いするかもしれません。ちなみに今のところこのような報告はありません)
・メインハーネス変更自体が初心者向けではありません。キャブレターのオーバーホールぐらいやったことがないと難しいです。外装部品を外したことがない方は購入をご遠慮ください。
・交換作業・整備をバイク屋などの他人に頼まれるかたは購入をご遠慮ください。ノーサポートでしたらOKです。
・当店の 電装部品・スイッチ類に適合します。動作確認済みです。
電装が古くなりましたら すべて交換することを強く勧めます。30年経過しますとエンジンが突然停止するなどのトラブルが多発することがよくあります。ハンドルハーネスとメインキーは古いままだと新しいメインハーネスにしても接触不良などが直らないことがよくあります。新品交換を強く勧めます。最低でもOHしてください。
発送に関して
通常郵便
または
ゆうぱっく80サイズ
のみです。
そのほか
タコメーター用に CDI出力信号・パルス信号の取出し線をヘッドカウル付近に増設加工できます。+2000円にて
そのほか メインハーネスへの加工希望あればなるべく対応いたします。ご希望の際はメールなどで連絡ください。見積します。
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